泥除けのステー交換
前回:http://euony.hatenablog.com/entry/2017/08/27/003317のあらすじ
愛車(電動自転車)の後輪泥よけを支える棒(ステー)がぼきっと折れた.
車輪左側,折れた箇所を白い紐で結んでいる.
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近所の自転車屋を2軒回るも,ステーは(というか泥よけ自体すら)取り扱いが無いことを知り,「お取り寄せしますか?」の声を振り切ってヨドバシ・ドット・コムでステーを購入.
(純正品は結構高いし,実際,注文後にPanasonicの純正品をぐぐったら泥よけ込で¥3,500ぐらいして目玉飛び出た.)
届いた品はこちら.
交換作業に入る.
ステーは左右の車軸と泥よけの後ろの3点で固定されていると前回の記事に書いたが,左右の車軸から外すのは割と造作もなかった.
問題は泥よけとの固定パーツを留めている2つのネジだが,まあ固い.ひたすら固い.
潤滑剤のCRC556はもちろん,ドライバーの後ろを叩いてみたり(本当は貫通ドライバーを使うべき),アイロン(無いのでヘアアイロンで代用)で温めてみたり,ぐぐって出てきた方法をほとんど試してみたがうんともすんとも言わなかった.
コメリで買ったネジザウルスを使ってもペンチ側が空回りしたとき,もしかしてこのネジは溶接されているのではないかとの考えが頭をよぎった.
(ネジザウルスはネジの頭を持って回せるペンチで,今回こそ敗北したものの良い品である)
そういえば,Panasonicは泥よけとステーのセットは売っていても,ステー単体では売っていなかったなあ…ということを思い出す.
ならばこれ以上ネジをどうこうするのは得策ではない.金ノコで固定パーツを切断することにした.なに,スリム型のデスクトップPCにグラボを増設するため,2時間かけてケースを切ったことがある私に怖いものはない.ものの20分程度で切断することが出来た.とても疲れました
ここに新しいステーをはめ込むとこんな感じ.隙間はあるもののステーは落ちない.
しかしこの状態で走ると,ステーが動いてしまいガシャンガシャンと非常にうるさい.ふりだしに戻ってしまっている.
考えた末,こうなった.
梱包用のクッションをかませて瞬間接着剤で留めただけだが,それなりに消音されたので良しとする.これで修理完了.
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思ったより時間がかかってしまった.ネジが回せなかったのが1番の誤算.
ステーが折れるのはレアケースだが,まず固定パーツのネジが回せるか確認,回せない時は泥除けごと交換のプロセスが良さそうだ.筆者のゴリ押し修理は費用を抑えたい節約志向の方以外にはオススメできないが,もしトライする場合は15mmのラチェットレンチを購入してから挑むと幸せになれるだろう.